所沢市市民意識調査報告書（令和3年度版）

　所沢市では、市民の皆様の市への愛着度や定住意向、行政施策などへの要望度や満足度などを把握し、『第6次所沢市総合計画』に掲げた将来都市像の実現に向けた施策や事業に取り組むため、「市民意識調査」を実施しました。
　このたび、令和3年度版の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
　本調査にご回答いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。

【調査期間】令和3年7月15日(木曜)から8月13日(金曜)
【調査対象】満18歳以上の男女5,000人（所沢市住民基本台帳からの無作為抽出)
【調査方法】郵送配布/郵送回収法・インターネット回答法
【回収状況】2,437人（回収率48.7パーセント)

（1）所沢市への愛着度・定住意向
（2）生活実感
（3）所沢市の情報提供
（4）所沢市の街づくり・景観づくり
（5）SDGs(エスディージーズ)
（6）所沢市の公共施設のあり方
（7）子どもや子育て家庭と地域の人などの関係
（8）行政手続きのデジタル化に向けた要望や課題
（9）所沢市のゼロカーボンシティ施策
（10）みどりに係る市の施策
（11）所沢市のごみ減量・資源化推進
（12）所沢市の健康施策
（13）東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
（14）所沢ブランド特産品
（15）市民文化センター・ミューズの利用
（16）文化財の保護と活用
（17）所沢市市民医療センター
（18）所沢市の特産品「狭山茶」
（19）市の施策（第6次所沢市総合計画に掲げる40施策）
（20）回答者の属性（性別・年齢・居住地域・職業・世帯構成）
（21）市政全般に対する意見・提案（自由意見）

　第6次所沢市総合計画に位置づけている40の施策について「今の内容よりも充実すべき」と思う施策をおうかがいしたところ、1位が「高齢者福祉」、2位が「道路」、3位が「地域医療」となりました。（報告書10ページ）

　87.6パーセントの方が、所沢市に「愛着を持っている」「どちらかといえば持っている」と回答しました。昨年度（令和2年度）の87.5パーセントから0.1ポイント上昇し、過去最高値を更新しました。（報告書12ページ）

　81.5パーセントの方が、所沢市に「住み続けたい」「どちらかといえば住み続けたい」と回答しました。昨年度（令和2年度）の83.7パーセントから引き続き、8割以上という高い値を維持しています。（報告書13ページ）

　地域活動への協力意向について、「どちらかといえば協力したい」と答えた方が51.6パーセントともっとも多く、「すでに協力している」と答えた方の14.2パーセントと合わせると、65.8パーセントの方が協力意向を持っているという結果となりました。（報告書15ページ）

　所沢市の景観や街並みに関しては66.9パーセント、お住まいの地域の居住環境（住宅の広さや採光・通風など）に関しては67.9パーセントの方が「満足」「まあまあ満足」と回答しています。（報告書18,19ページ）

　所沢市では、今後、人口減少が進んでいく中で、市民生活に必要な機能を確保し、安心して暮らせる街づくりを目指していますが、安心して暮らせるために必要だと思うものについておうかがいしたところ、もっとも多かった回答は「医療や福祉施設の利用のしやすさ」（78.2パーセント）でした。（報告書22ページ）

　魅力的だと思う所沢市の景観についておうかがいしたところ、もっとも多かった回答は「狭山丘陵などの森林の景観」（56.2パーセント）でした。（報告書23ページ）