消防団の活動　その1

　所沢市消防団の辞令交付式は毎年4月1日に行います。
　昇任者や新入団員に対し消防団長より辞令が交付されます。
　特に新入団員にとっては、多くの先輩に見守られ緊張の中で消防団員に任命され、消防団の伝統と歴史を感じると共に、地域防災の担い手としての自覚と責任を持つ厳粛な行事です。

　消防団員は生業の傍ら災害に出場し消火活動を行うため、安全確実にかつ迅速に活動が出来るように、毎年6月に消防団員研修を実施しています。
　研修内容は幹部から新人まで階層別にカリキュラムを組み実践的な訓練を行います。

　ポンプ車操法とは、消防ポンプ車を使って消火活動を行うために必要な技術を身に付け、いかなる状況下においても迅速で確実かつ安全に行動が出来るように、基本の行動を定めたものです。
　消火技術の向上を目指すと共に、消防人としての心構えを培い消防活動に必要な「心　技　体」の基本を養うものとなっています。
　ポンプ車操法大会は隔年で9月に行い、10個分団が日ごろの訓練の成果を競い合うもので消防団3大行事の一つです。

　全国の消防団にとって最も重要な行事の一つとして行うもので、もちろん所沢市消防団でも消防団3大行事の一つとして位置づけています。
　消防団特別点検では、消防団員の部隊行動を確実に遂行できるよう厳正なる規律を身につけると共に、礼節を明らかにして規律を正し、隊員の品位の向上と団結を強固にして消防一体に実をあげることを目的として毎年11月に実施しています。