給食のあゆみinところざわ

所沢の学校給食の歴史を紹介します。

松井小学校でみそ汁給食を開始しました。食器・はし・ごはんは児童が毎日持参し、調理は住民の奉仕と女子生徒が当番でおこないました。材料の野菜も大部分は児童が持参し、不足分と「みそ」及び燃料の「まき」は児童から徴収した給食費で賄いました。

松井小学校のみそ汁の野菜が増え、おかず給食が多くなりました。

松井小学校で養豚業者より「もつ」を購入し、これを使用して動物性たん白質を補いました。

政府は昭和22年9月から23年6月までの10ヶ月間を学校給食計画拡充促進期間とし、全国452万人の小学校児童を対象に脱脂粉乳・輸入缶詰等の物資を供給することになり、所沢でも松井小学校・所沢小学校でミルク給食（注釈1）給食を開始しました。実行委員会の計画に基づき児童の母親がエプロンをかけ、毎日6・7人ずつ交代で調理を奉仕しました。調理室（用務員室の台所を一部改造したもの）が狭いためミルクを攪拌するときは、いくつものバケツに分け渡り廊下で作業し、バケツ（食缶）とひしゃくはトタン板製のものを使用しました。
注釈1：ミルク給食とは、ミルクのみを提供する給食のことをいいます。

所沢小学校で完全給食Ｃ型（注釈2）を開始しました。調理員の給料は保護者が負担しました。
注釈2：完全給食C型とは、1年生から3年生、4年生から6年生に分け、週6日を3日間ずつわけて給食を実施することをいいます。

三ヶ島小学校で4月からミルク給食を開始しました。11月からは完全給食Ａ型（注釈3）を開始しました。（ただし2部授業、午後の組を除く）
注釈3：完全給食A型とは、週5日給食実施することで、のちに完全給食になりました。

南小学校で完全給食Ａ型を開始しました。南陵中学校分も調理し、リヤカーで運搬しました。

東中学校で完全給食Ａ型を開始しました。松井小学校調理室よりリヤカーで運搬しました。

小手指小学校・小手指中学校・柳瀬小学校・柳瀬中学校が完全給食Ａ型を開始しました。

北小学校・富岡小学校・中富小学校・西富小学校・山口小学校・所沢中学校・富岡中学校・山口中学校で狭山市のジェルシー会社に委託して脱脂粉乳と牛乳の混合乳給食を開始しました。

所沢市立学校給食センターが設置され、北小学校・富岡小学校・西富小学校・中富小学校・山口小学校・所沢中学校・富岡中学校・山口中学校が完全給食（注釈4）実施校となりました。
ＰＴＡ雇いであった調理員が市職員となりました。
注釈4：完全給食とは、週5日給食実施することです。現在、完全給食A・C型の分類はしていません。

脱脂粉乳から牛乳に切り替わりました。

所沢小学校が完全給食A型実施になりました。（5・6年生は学校給食センターより給食を配送しました）

所沢市立学校給食センターが、所沢市立第1学校給食センターに改称されました。
所沢市立第2学校給食センターが設置されました。

埼玉県学校給食パン共同組合岩槻工場より学校給食パンが配送されました。

松井小学校調理場が老朽化により解体され、第2学校給食センター対象校となりました。（所沢小学校・南小学校・柳瀬小学校・小手指小学校・三ヶ島小学校の5校が自校給食となりました）

調理方法研究会にてセンターの蒸し器を利用した炒飯、平釜での炒飯を研究し、成果が得られたのでさっそく2学期より試験的に米飯給食を実施しました。（18校献立：カレーライス、コロッケ、つけもの）

所沢市立第3学校給食センターが設置され、調理法を2工程としランチ皿と汁椀で給食を開始しました。

学校給食制度上に米飯が正式導入され、所沢市においても月1から2回米飯給食が実施されました。

各センターに一部、委託米飯が導入されました。埼玉県学校給食パン共同組合岩槻工場で炊飯されました。（その後、委託米飯工場が岩槻工場から毛呂山工場に移転しました）
米飯給食の本格的開始に伴い所沢小学校・三ヶ島小学校・南小学校・小手指小学校・柳瀬小学校でガス炊飯器が取り付けられました。

第1学校給食センターの老朽化によりセンターを北野に移転し、着工しました。

新しい第1学校給食センターにおいて給食を開始しました。

交通事情や児童生徒の増加にともない、センター対象校を地域別にに変更しました。
市独自の配合内容による自注物資を導入しました。（ハンバーグ・メンチカツ・肉団子・しゅうまい）

センター給食に汁椀を導入しました。（当初はランチ皿だけでした）

柳瀬小学校給食室改築にともない調理場を設置し、自校給食を開始しました。柳瀬中学校との親子給食を開始しました。

東所沢小学校で開校とともに自校給食が始まりました。強化ガラス食器を使用しました。

所沢市学校給食管理運営プロジェクトで、大規模改修にともない単独校調理方式に切り替えていく方針を打ちだしました。
第1学校給食センター（中学6校）で食中毒が発生しました。2,771人の患者が出ましたが、感染経路は特定できませんでした。9月10日から給食を中止し、10月から再開しました。

清進小学校で自校給食が始まり、強化ガラス食器を使用しました。

和田小学校が開校とともに自校給食が始まりました。強化ガラス食器を使用しました。
先割れスプーンを廃止し、先丸スプーンに変更しました。「はし」は家庭より持参としました。

ビン装だった牛乳が、紙装に変わりました。

北小学校で改修にともない調理場を設置し、自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。
柳瀬中学校が生徒数増加により、第2学校給食センターの調理配送給食になりました。

和田小学校で強化ガラス食器の深皿が製造中止のため、一部強化磁器食器を使用し始めました。
明峰小学校で改修にともない調理場を設置し、自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。

柳瀬小学校の強化ガラス食器を強化磁器食器に切り替えました。

所沢小学校、小手指小学校の調理場を改修し、民間調理委託による自校給食を再開しました。強化磁器食器を使用しました。

清進小学校の強化ガラス食器を強化磁器食器に切り替えました。

地場産野菜を学校給食に導入しました。

第1・第3学校給食センターの汁椀をＰＥＮ食器（ポリエチレンナフタレード）に切り替えました。

南小学校の調理場を改修し、民間調理委託による自校給食を再開しました。強化磁器食器を使用しました。
米消費拡大推進事業の交付金により、東所沢小学校、和田小学校の強化ガラス食器を強化磁器食器に切り替えました。

埼玉県産の安全で安心な牛肉を導入しました。
第2学校給食センターの汁わんをＰＥＮ食器（ポリエチレンナフタレード）に切り替えました。

特産品である狭山茶を学校給食に導入しました。

三ヶ島小学校の調理場を改修し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を再開しました。強化磁器食器を使用しました。

いるま野産のお米を使用した米飯を導入しました。

学校給食センターにおいて、文部科学省より「安全かつ安心な学校給食推進事業」の委託を受けました。調理場施設のドライ運用が推進しました。

松井小学校で改修に伴い調理場を設置し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を開始しました。新デザインの強化磁器食器を使用しました。

地場産の鶏卵及び豚肉を学校給食に導入しました。

中富小学校で改修に伴い調理場を設置し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。

中央小学校で改修に伴い調理場を設置し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。

第1学校給食センター食器洗浄機の入れ替えにともない、PEN食器（ポリエチレンナフタレード）の飯椀・汁椀・仕切り皿の3点食器を導入しました。

第1学校給食センターにトレイ（お盆）を導入しました。

富岡小学校で改修に伴い調理場を設置し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。

埼玉県と連携し地域食育フォーラムを所沢市民文化センターミューズにて開催しました。

明峰小学校に栄養教諭が配属されました。

牛沼小学校で改修に伴い調理場を設置し、民間調理委託、電化厨房による自校給食を開始しました。強化磁器食器を使用しました。

第2学校給食センターが廃場になりました。

文部科学省より、「栄養教諭を中核とした食育推進事業」の委嘱を受けました。

第3学校給食センターにPES食器（ポリエーテルサルフォン）の四つ切ランチ皿と所沢ロゴマーク入り汁椀を導入しました。

学校給食センター受配校を対象とした親子料理教室を公民館で開催しました。（翌年からは学校給食センターで開催しました）

東所沢小学校で調理業務を民間委託としました。

和田小学校で調理業務を民間委託としました。
柳瀬小学校の給食が第3学校給食センターからの配送になりました。

和田小学校が親子方式になり、近隣の安松中学校の給食も提供することになりました。
強化磁器食器・はし（中学校のみ）を使用しました。

南小学校が親子方式になり、近隣の南陵中学校の給食も提供することになりました。
強化磁器食器・はし（中学校のみ）を使用しました。

柳瀬小学校が親子方式になり、近隣の柳瀬中学校の給食も提供することになりました。
強化磁器食器・はし（中学校のみ）を使用しました。

第3学校給食センター中学校にPEN食器（ポリエチレンナフタレード）の飯椀を導入しました。

学校給食の牛乳パックのリサイクルを開始しました。

所沢産里芋の親芋の部分を使用した「里芋コロッケ」を作りました。
中富・富岡地区の農家の方々と食品業者の協力で、通常は破棄される親芋を活用し、所沢市オリジナルの里芋コロッケを開発しました。

夏休みに「第1回学校給食センターサマーフェスタ」を開催しました。
各学校給食センターで開催していた「親子料理教室」をリニューアルしました。児童生徒や保護者だけでなく、地域の方々にも足を運んでもらい、普段は入ることのできない学校給食センターの中を見学、色々と体験もできるイベントへと変更しました。

国・県からの新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための公立小・中学校等の臨時休業の要請を受けて、市内小中学校が3月2日より臨時休業となり、学校給食も休止となりました。

市内小中学校が、学校再開。15日からの一週間は2部制登校となり、その間は簡易給食（主食・牛乳）となりました。22日から、「新しい生活様式」に基づいて感染防止配慮し、通常給食としました。

所沢市の地場産野菜を使用した商品を次々と開発しました。
・中富の小松菜を使用した　「小松菜メンチカツ」
・北野のさつま芋を使用した　「さつま芋パン」・「さつま芋コロッケ」
・山口の狭山茶を使用した　「お茶マーブル食パン」

東所沢地区に「ところざわサクラタウン　角川武蔵ミュージアム」が完成し、11月6日にグランドオープンしました。
この新しい文化施設を子どもたちに知ってもらい多くの方々に足を運んでいただきたいと、学校給食で「特別給食献立」を
企画しました。KADOKAWAの小説　「天気の子」の中で作られる、「ごま油香る豆苗ポテチャーハン」を給食バージョンにアレンジし、市内47校で提供しました。11月12日、小手指中学校の特別給食献立の様子が、テレビや新聞で紹介されました。

所沢産狭山茶を使った「ほうじ茶プリン」が完成しました。所沢の下富にある茶園と、食品会社、栄養士・調理員が協力して開発しました。カップのラベルの絵は、学校給食センターの調理員と栄養教諭がデザインしました。12月21日、三ケ島中学校の給食で、ほうじ茶プリンを食べる様子がテレビで紹介されました。