アルコールとの上手な付き合い方

更新日:2024年3月1日

長く楽しくお酒を楽しむために

適量を越える飲酒は、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの危険因子になることや、アルコール性肝炎をはじめとする肝臓の障害を引き起こし、肝がんに至る場合もあります。若いころからの長期間お酒を飲み続けていても病気のリスクを高めます。
生活習慣病のリスクが高まる飲酒量は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性1日平均40g以上、女性20g以上とされています。適正な飲酒量は、1日当たり純アルコール20g未満です。また、週に2日の休肝日も推奨されています。


純アルコール20gの目安

注釈)お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8 例)ビール中びん1本 500×[5÷100]×0.8=20
注釈)女性はさらに半分の量が適正です。女性は男性に比べて体が小さく脂肪が多いことで酔いやすく、また女性ホルモンにはアルコールの分解を抑える作用があるため、飲酒量に注意が必要です。妊娠中・授乳期の飲酒もやめましょう。

適正飲酒5つのポイント

(1)1日の適正な飲酒量を美味しくいただきましょう

適正な飲酒量を守ることがお酒を美味しく飲むためのポイントです。

(2)週2日の休肝日をつくり肝臓を休めましょう

肝臓は、寝ている間もアルコールを分解するため働いています。肝臓を毎日連続して酷使すると、さまざまな障がいが出てきます。2~3日飲んで1日休むというような習慣にしましょう。

(3)飲酒の合間に水や炭酸水を飲みましょう

お酒の飲み過ぎを防いだり、アルコールの濃度が下がってゆっくりと分解することができます。また、アルコールには利尿作用があるため、水(炭酸水)を一緒に飲むことで、脱水予防にもなります。

(4)寝酒はやめましょう

アルコールは睡眠の質を悪化させます。寝る3時間前までに飲み終えましょう。

(5)おつまみが油ものばかりにならないよう、野菜をしっかりとりましょう

唐揚げやポテトフライなどの油っこいおつまみばかりでは、生活習慣病の発症リスクを高めます。食物繊維の多い野菜を積極的に摂取することで、食事中のコレステロールなどを体外に排出しやすくなります。
また、肝臓のはたらきを助けるアサリ、シジミ、青魚、豆腐、豚レバー、オクラ、ナガイモなどの食材も積極的に摂取しましょう。

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