乳幼児期の予防接種について

更新日:2024年10月1日

お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解の下で、予防接種を受けましょう。

目次

1.予防接種の種類

注記:乳幼児期以外の予防接種は、小学校就学以降の予防接種についてをご確認ください。

2.接種場所


市内協力医療機関

  • 令和6年4月1日以降の接種については、令和6年度の一覧をご覧ください。
  • 事前に予約が必要な場合がありますので、受ける際はあらかじめ医療機関にご確認ください。
  • 定期予防接種以外(おたふくかぜ・インフルエンザ等)は任意接種となりますので、接種を希望される場合は医療機関にお問い合わせください。

3.予診票送付時期

生後1、2か月頃、保健センターより予診票をお送りします。
注記:平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれの方は、麻しん風しん混合(MR)2期の予診票を小学校就学1年前(幼稚園年中クラス)の3月頃お送りします。

転入や紛失等で予診票をお持ちでない方へ

発行または再発行いたしますので、接種歴がわかるものをお手元にご用意の上、下記のいずれかの方法で申請してください。

注記:窓口で予診票を受け取る場合は、母子健康手帳と本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)が必要です。

4.ご注意とお願い

  • 予防接種はお子さんの健康状態のよい時に受けましょう。
  • 接種当日は、母子健康手帳、予診票を忘れずにお持ちください。
  • 新型コロナウイルスワクチンを接種済の場合は、接種済証もお持ちください。
  • 対象年齢でない方は、法定外接種(自己負担)となります。
  • 予防接種はワクチンの種類により、対象年齢や回数、間隔などが異なります。受ける前に必ず、「予防接種と子どもの健康」(予診票に同封)をよくお読みください。

BCG

対象年齢

1歳に至る(1歳の誕生日の前日)まで

標準的な接種期間

生後5か月から8か月に達するまでの間

接種回数

1回

ヒブ

注記:令和6年4月1日から、四種混合ワクチンにヒブワクチンの成分を加えた、五種混合ワクチンの接種を開始しました。なお、すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を開始されている方は、原則、引き続き四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を受けることとなります。

対象年齢

生後2か月から60か月に至る(5歳の誕生日の前日)まで

接種回数、間隔

初回接種開始時の年齢により異なります。

接種開始年齢:生後2か月から7か月に至るまで

接種回数 接種間隔
4回 ・初回接種:27日から標準的には56日までの間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後、7か月から標準的には13か月までの間隔をおいて1回

注記:2回目、3回目の接種は生後12か月に至る(1歳の誕生日の前日)までに接種してください。
その期間内に接種ができなかった場合は、2回目、3回目の接種は省略し、27日以上の間隔をおいて追加接種を1回行ってください。

接種開始年齢:生後7か月から1歳に至るまで

接種回数 接種間隔
3回 ・初回接種:27日から標準的には56日までの間隔をおいて2回
・追加接種:初回接種終了後、7か月から標準的には13か月までの間隔をおいて1回

注記2回目の接種は生後12か月に至る(1歳の誕生日の前日)までに接種してください。
その期間内に接種ができなかった場合は、2回目の接種は省略し、27日以上の間隔をおいて追加接種を1回行ってください。

接種開始年齢:1歳から5歳に至るまで

接種回数:1回のみ

小児用肺炎球菌

20価ワクチンの定期接種化について(令和6年10月1日以降)

令和6年10月1日から、新しいワクチン(20価ワクチン)が追加されます。これに伴い、10月以降は「15価」または「20価」のワクチンが使用されることになります。すでに13価ワクチンで接種を開始されている方は20価ワクチンを使用し、15価ワクチンで接種を開始されている方は15価ワクチンを使用することが原則となります。予診票は、お手持ちのものをそのまま使用してください。

対象年齢

生後2か月から60か月に至る(5歳の誕生日の前日)まで

接種回数、間隔

初回接種開始時の年齢により異なります。

接種開始年齢:生後2か月から7か月に至るまで

接種回数 接種間隔
4回 ・初回接種:27日以上の間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月以降に1回

注記1:2回目の接種は生後12か月に至る(1歳の誕生日の前日)までに接種してください。
その期間内に接種ができなかった場合は、3回目の接種を省略し、追加接種を行ってください。
注記2:2回目、3回目の接種は生後24か月に至る(2歳の誕生日の前日)までに接種してください。
その期間内に接種ができなかった場合は、2回目、3回目の接種は省略し、追加接種を行ってください。

接種開始年齢:生後7か月から1歳に至るまで

接種回数 接種間隔
3回 ・初回接種:27日以上の間隔をおいて2回
・追加接種:初回接種終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月以降に1回

注記:2回目の接種は生後24か月に至る(2歳の誕生日の前日)までに接種してください。
その期間内に接種ができなかった場合は、2回目の接種は省略し、追加接種を行ってください。

接種開始年齢:1歳から2歳に至るまで

接種回数、間隔:60日以上の間隔をおいて2回

接種開始年齢:2歳から5歳に至るまで

接種回数:1回のみ

B型肝炎

対象年齢

1歳に至る(1歳の誕生日の前日)まで
注記:3回目の接種を終えるまで、約半年間かかります。1歳を超えると法定外接種(自己負担)となりますので、スケジュールをよく確認して接種してください。

接種回数、間隔

接種回数 接種間隔
3回 ・27日以上の間隔をおいて2回
・1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回

注記:母子感染防止事業により出生直後にワクチンの接種を受けた方は、定期予防接種の対象外となります。

ロタウイルス

対象年齢

生後6週0日後からロタリックスは生後24週0日後、ロタテックは生後32週0日後まで

接種回数、間隔

ワクチン名
※どちらか一方を接種
1回の接種量 対象年齢 回数 接種間隔
ロタリックス
(経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン (1価))
1.5ml(ミリリットル) 出生6週0日後から
24週0日後まで
2回 27日以上の間隔をおいて2回
ロタテック
(5価経口弱毒性ロタウイルスワクチン (5価))
2.0ml(ミリリットル) 出生6週0日後から
32週0日後まで
3回 27日以上の間隔をおいて3回

注記1:初回は生後14週6日までに接種してください。
注記2:初回と同一のワクチンを接種してください。

五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ)

注記:令和6年4月1日から、四種混合ワクチンにヒブワクチンの成分を加えた、五種混合ワクチンの接種を開始しました。なお、すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を開始されている方は、原則、引き続き四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を受けることとなります。

対象年齢

生後2か月から生後90か月に至る(7歳半になる前日)まで

接種回数、間隔

接種回数 接種間隔
4回 ・初回接種:生後2か月から7か月に至るまでを標準的な接種期間とし、20日から標準的には56日までの間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には6か月から1年半後に1回

注記:五種混合を接種する方は、単独の不活化ポリオワクチン、ヒブワクチンを接種する必要はありません。

五種混合の予診票について

五種混合の予診票は、現在作成準備中です。四種混合の予診票をお持ちの方で、五種混合の接種を受ける際は、見本の通り修正の上ご記入いただき、医療機関へお持ちください。

四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)

注記:令和6年4月1日から、四種混合ワクチンにヒブワクチンの成分を加えた、五種混合ワクチンの接種を開始しました。なお、すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を開始されている方は、原則、引き続き四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を受けることとなります。

対象年齢

生後2か月から90か月に至る(7歳半になる前日)まで

接種回数、間隔

接種回数 接種間隔
4回 ・初回接種:20日から標準的には56日までの間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には1年から1年半後に1回

注記:四種混合を接種する方は、単独の不活化ポリオワクチンを接種する必要はありません。

麻しん風しん混合(MR) 第1期

対象年齢

生後12か月から24か月に至る(2歳の誕生日の前日)まで

接種回数

1回

麻しん風しん混合(MR) 第2期

対象年齢

小学校就学前の1年間にある方(幼稚園年長児)

接種回数

1回
注記:詳細は、来年度小学校へ入られる方へをご確認ください。

水痘(みずぼうそう)

対象年齢

1歳から3歳に至る(3歳の誕生日の前日)まで

接種回数、間隔

3か月以上、標準的には6か月から12か月の間隔をおいて2回

日本脳炎 第1期

対象年齢

生後6か月から90か月に至る(7歳半になる前日)まで

接種回数、間隔

接種回数 接種間隔
3回 ・初回接種:6日から標準的には28日までの間隔をおいて2回
・追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的にはおおむね1年後に1回

不活化ポリオ(単独)

対象年齢

生後2か月から90か月に至る(7歳半になる前日)まで

接種回数、間隔

接種回数 接種間隔
4回 ・初回接種:20日から標準的には56日までの間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には1年から1年半後に1回

注記:四種混合または五種混合を接種する方は、単独の不活化ポリオワクチンを接種する必要はありません。

関連リンク

予防接種については、22ページから24ページまでになります。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

所沢市 健康推進部 保健センター健康管理課
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1811
FAX:04-2995-1178

[email protected]

本文ここまで